体重は急に減らないことが、ダイエットを始めて分かりました。
でも「減り始める直前」に起こった体の変化がありました。
自分の場合、特にこの1週間で体感が先に変わった感じがあります。
その時の変化を共有します。
体重が減る前に、まず体の感覚が変わった
体重が減り始める直前、正直なところ体重計の数字にはほとんど期待していませんでした。
「どうせ今日も変わってないだろう」と思いながら、なんとなく生活していた時期です。
ただ、その頃から体の感覚だけが先に変わり始めていました。
具体的には、
- 食後の強い眠気が出にくくなった
- 胃が重たく残る感じや胃痛が減った
- 夕方になっても、以前ほどだるくならない
- 朝起きたとき、体が少し軽い
体重は変わっていないのに、
「なんとなく調子がいい日が増えてきた」
そんな感覚が続いていました。
この時点では、
「気のせいかな」
「たまたま体調がいいだけかも」
と深く考えていませんでした。
でも今振り返ると、体が“整い始めたサイン”が先に出ていたのだと思います。
ダイエットというと、どうしても体重ばかりを気にしてしまいます。
けれど実際は、体脂肪が目に見えて減る前に、
- 消化の負担が減る
- 血糖値の乱高下が落ち着く
- 自律神経のバランスが整い始める
こうした内側の変化が先に起こります。
その結果として、
「日中眠くなりにくい」
「体が軽く感じる」
「だるさが減る」
といった体感の変化が、体重よりも先に現れる。
この段階では、まだ「痩せた」と言える状態ではありません。
ダイエットしていることも、特に周りは気が付きません。
けれど、確実に体はダイエットモードに切り替わり始めています。
体重が変わらないといっても、このサインを見逃してしまうのは、今思えばかなりもったいなかったかもしれません。
なぜならば、毎日不安だったからです。
太る前の自分、不健康になる前の自分に戻れないような、漠然とした不安が毎日ありました。
体重が減り始めたのは、この「なんとなく調子がいい状態」が数日続いたあとです。
数字は最後についてくる。
その前に、必ず体の感覚が変わります。
直前1週間でやめていたこと
体重が落ち始める直前の1週間で、いちばん大きく変えたのは「飲み物」でした。
それまで無意識に、朝起きると砂糖入りインスタントコーヒーを水分補給代わりに飲んでいましたが、全てブラックに変えました。
この変更は、体重よりも先に体感として表れました。
まず感じたのが、日中のだるさが減ったことです。
甘い飲み物を頻繁に摂っていると、血糖値が急に上がり、その後に急降下します。
その結果、眠気や倦怠感、集中力の低下が起きやすくなります。
飲み物を水や無糖のお茶に変えただけで、この血糖値の乱高下がかなり抑えられました。
もう一つ、意外だった変化があります。
それは、遠くが見えやすくなったことです。
砂糖入りコーヒーをやめてブラックに切り替えて数日後、視界が少しクリアになった感覚がありました。
調べてみると、血糖値の乱高下は眼球の水分バランスにも影響し、一時的にピントが合いにくくなることがあるそうです。
特に、砂糖入りの飲み物は吸収が早く、目の疲れやぼやけとして体感に出やすいと言われています。
ブラックコーヒーや水に変えたことで血糖値が安定し、視界の違和感が減ったのだと思います。
体重はまだ変わっていなくても、こうした感覚の変化は、体が内側から整い始めたサインだと感じました。
この時点では、体重計の数字はほとんど変わっていませんでした。
しかし、「だるくない」「遠くが見えやすい」という変化が出始め、体が痩せる準備に入った感覚がはっきりありました。
ダイエット初期に体重が動かない期間があっても、こうした体感の変化が出ていれば、方向性は間違っていません。
この1週間は、体脂肪が減り始めるための“助走期間”だったと、今でははっきり言えます。
その1週間で「意識していたこと」
体重が減り始める直前の1週間で、新しく何かを始めたというより、「考え方の軸」を変えていました。
それまでは、
- 今日は何キロ減ったか
- 食べ過ぎていないか
- カロリーは合っているか
と、数字やルールばかりを気にしていました。
しかし、この1週間は意識するポイントを大きく変えました。
空腹かどうかを一度考える
まず、何か食べたくなったときに
「これは本当に空腹なのか?」
と一度立ち止まるようにしました。
空腹だと思っていた感覚の多くが、
- 口寂しさ
- 疲れによる気分転換
- 習慣的な時間帯
だったことに気づきます。
ここで無理に我慢するのではなく、「なんとなく食べること」を休んでみる と考えてみました。
食べようと思えばいつでも食べられます。
だけどあえて休んでいると考えるようにしました。
これは、「絶対食べちゃダメだ!」と考えると、無性に食べたくなるからです。
自分にあえて逃げ道を作るように、あたかも余裕を感じさせるように、自分に言い聞かせていました(本当はすごく食べたかったですよ)。
食後の体調を観察する
次に意識したのが、食後の体の反応です。
- 眠くなるか
- 胃が重くならないか
- だるさが出ないか
食べた量やカロリーではなく、体がどう感じているかを基準にしました。
すると、
「この食べ方は体が楽」
「これは後からしんどくなる」
という違いが、はっきり分かるようになります。
具体的には、白米を控えました。
これ、本当に体が楽になります。
仕事でどれくらい体を使うかによりますが、太っているのであれば、間違いなく糖質の取りすぎです。
減らしてみましょう。
体の変化が分かってくると、自然と体に合う選択が増えていきました。
「今日は整ってるか?」を基準にする
この1週間で、いちばん大きかったのは体重ではなく「整っているかどうか」を判断基準にしたことです。
具体的には、
- 食後に変な眠気がない
- 胃腸が落ち着いている
- 日中仕事中に少し空腹位でちょうどいい
こうした状態の日を「今日は整っている日」と考えました。
体重が減っていなくても、この状態が続いていれば「方向性は合っている」と判断するようにしました。
体重が動かなかった時期でも、この基準を持っていたことで、不安になりすぎずに続けることができました。
後から振り返ると、体重が減り始めたのは、この「整っている感覚」が安定してからです。
数字を見る前に、体の声を聞く。
この意識の切り替えが、減り始めるきっかけになったと感じています。
体重が動いたのは「その後」だった
この1週間の間、正直に言うと体重計の数字はほとんど変わっていませんでした。
それでも、不思議と焦りはありませんでした。
なぜなら、
- 体が軽く感じる
- 食後の眠気やだるさが出にくい
- 無駄に食べたい衝動が減っている
といった体感の変化が先に揃っていたからです。
体重は、体脂肪が実際に減って初めて動きます。
一方で、消化の負担や血糖値の安定、内臓の働きといった内側の変化は、数日で現れます。
この順番を知らないと、
「体重が減らない=失敗」
と判断してしまいがちです。
しかし実際は、
体が整う → 体感が変わる → 体重が動く
この流れで進んでいました。
自分の場合、体重が減り始めたのは、この「整っている状態」が数日続いたあとです。
急に何かをしたわけではなく、すでに整っていた結果として、数字が後からついてきました。
まとめ|体重が減る直前は、派手なことをしていなかった
体重が減り始める直前の1週間を振り返ってみると、
特別な運動や、極端な食事制限をしていたわけではありません。
やっていたのは、
- 無意識の習慣をやめる
- 体の反応を観察する
- 体重ではなく「整っているか」を基準にする
この3つだけでした。
ダイエットというと、どうしても
「もっと頑張らなきゃ」
「何か足りないはず」
と考えてしまいます。
けれど実際には、
やめたこと・気づいたことが、減り始めるきっかけになる場合も多いです。
もし今、体重がなかなか動かなくても、
- 体が少し楽になっている
- 眠気やだるさが減っている
- 食欲が落ち着いている
こうした変化が出ているなら、方向性は間違っていません。
体重は、最後に結果として現れます。
まずは、体が出しているサインを見逃さないことが大切だと感じています。
補足|なぜ「食事管理」を見直す必要があったのか
こうした体感の変化を感じながらも、
「なぜ今まで体重が減らなかったのか」
を改めて振り返りました。
その中で、やってはいけなかった習慣や、
食事管理の考え方そのものがズレていたことに気づきました。
その時の失敗や気づきをまとめたのが、こちらの記事です。
どんなにいい食事をとったとしても、生活習慣が整っていないと、ダイエット効率が落ちます。
何事も段取りがありますよね。
何も考えずにダイエットを始めてしまうと、大事なお金や時間、何よりもあなたが健康になることから遠ざかります。
たまたま瞬間的に痩せたとしても、リバウンドしてしまったら、精神的に辛いですよね。
だから「ダイエットし続けられる仕組み」作りが大事だと思います。
それは難しいことではなく、「知っているかどうか」です。
誰でも再現可能です。
ちょっとしたことに気を付けるだけです。
また一歩お店に行けば、「売りるための仕掛け」が施された商品が沢山あります。
特に、お酒と甘いものですね。
これらの商品はあなたの健康を守ってくれません。
全てが悪いと言いませんが、理解して食べる・飲むことは、あなたの健康管理にとってとても大事です。
ぜひ一緒に勉強して、健康ライフを送っていきましょう。
おわり



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