【後悔】ナッシュで体重が減らない時に、やってはいけなかった3つのこと

2024年11月に終売したナッシュの『牛肉と里芋の旨だれしょうゆ』、口コミでほっこりする味と人気の高かった一品 口コミ・体験談レビュー

私自身、ナッシュを約1か月使っても、最初は全く痩せませんでした。

その背景や当時の生活は、こちらの記事にまとめています。

この記事では、ダイエットしたいけど結果が出ないときにやってはいけなかったこと3つについて、ご紹介します。

やってはいけなかったこと①:ナッシュを食べていれば痩せると思っていた

濃厚なチーズとほんのちょっとピリ辛コチュジャンが特徴のナッシュの豚バラ肉料理(終売済み)
ナッシュの『豚バラ肉のチーズコチュジャン』

正直に言うと、当時の私は「ナッシュを食べている=もうダイエットしている」という感覚になっていました。

糖質30g以下・塩分2.5g以下、栄養バランス、整える。

そう聞くと、それだけで安心してしまうんですよね。

でも実際は、ナッシュを食べている時間以外の行動は、何も変えていませんでした。

カロリー意識は、ほぼゼロでした

ナッシュの1食は確かに糖質が控えめなので、カロリーもおおよそ400kcal前後と、かなり控えめです。

ですが、1日の総摂取カロリーを考えたことはほとんどありませんでした。

朝は普通に食べる

昼も外食

夜だけナッシュ

これで「痩せないのはおかしい」と思っていたんです。

今振り返ると、1日トータルでは普通にオーバーしていました。

間食とお酒は「そのまま」

さらに厄介だったのが、ここです。

✅夕方の甘いもの

✅仕事終わりの晩酌

✅休日のダラダラ飲み

これらを「ナッシュ食べてるから大丈夫」と、無意識に正当化していました。

特にお酒は、カロリーだけでなく、脂肪燃焼を止めるスイッチになることを軽く見ていました。

ナッシュが「免罪符」になっていた

一番の問題はここでした。

ナッシュを使うことで、生活全体を見直す必要がなくなった。

自分を甘やかす理由ができた と自分の都合の良いように思いこんでいました。

結果的に、ナッシュは「改善の道具」ではなく「言い訳」になっていたんです。

当然、体重はほとんど動きませんでした。

今なら、はっきり言えます。

ナッシュは「食べるだけで痩せる魔法の食事」ではありません。

合わせて適度な運動あれば、かなり有効です。

でも、食事を整える「土台」

習慣を切り替える「きっかけ」

として使えば、ちゃんと力を発揮します。

この勘違いに気づけたことが、私にとって最初の分岐点でした。

やってはいけなかったこと②:体重だけを見て一喜一憂していた

**写真

ナッシュを続けているのに体重が減らない。

このとき私が毎日やっていたのが、体重計に乗って落ち込むことでした。

朝起きて体重計。

前日と変わらない、むしろ増えている。

それだけで「やっぱり意味ないのかも」と気持ちが折れそうになる。

今思えば、体重だけを見て判断するのは、かなり危険でした。

体重は「停滞する時もあって当たり前」でした。

当時は理解していませんでしたが、

体の変化には順番があります。

✅先に水分量が変わる

✅次に体の軽さを感じる

✅見た目が少しずつ変わる

✅ちょっとずつ体重が落ちる

✅最後に腹回りが落ちる

私はこの途中段階をすべて無視して、

数字だけで評価していました。

腹回りが落ちない=失敗、と思い込んでいた

特に不安に感じていたのが、腹回りです。

足は少し細くなった気がする

頬の肉が少し落ちたかな?

体はちょっと軽くなったような。

でも腹だけは最後まで本当に変わらない

これで「全然痩せてないじゃん」と決めつけていました。

実際には、腹回りは最後に落ちる部位だっただけなんですが、当時はそんな余裕はありませんでした。

見た目が動かないと、行動がブレる

体重が減らない日が続くと、

「今日はもういいか」と間食

「どうせ減らないし」とお酒

翌日また後悔

この繰り返しです。

見た目や体重の変化に振り回されると、習慣が安定しません。

これが一番の落とし穴でした。

今は「見る順番」を変えています

今なら、体重はこう扱っています。

毎日同じ時間にチェック

増減に意味づけしない

判断は1週間単位

その代わりに見るのは、

✅体の軽さ

✅服のゆとり

✅体調がいいか

✅食後のだるさが減っているか

こうした変化が出ていれば、体重や腹回りは後から必ずついてきます。

日々の体重を気にして一喜一憂していたことです。

細かいですが、「あと一口」とお菓子をつまみたくなった時に、1つ1つ自分の体にとって何がいい選択なのか?を考えるようにしました。

体重計の数字だけを追って、悩むことをやめました。

そしてようやく次の段階に進めました。

やってはいけなかったこと③:最初の1週間を甘く見ていた

今振り返って一番はっきり言えるのは、「一番きつい時期を、軽く考えすぎていた」ということです。

ナッシュを始めれば、食事は勝手に整う。あとは自然に慣れていく。

そんなふうに思っていました。

でも実際は、最初の1週間が、いちばんしんどかった。

3日目までは「緊張感」だけで持っていました。

最初の3日くらいは、正直いけます。

私の場合、医師に生活指導をされたので、その時の緊張感が頭に残っています。

理論で理解している感じです。

数値を改善しないといけないという焦り。

時間やお金をかけて通院しなければいけない辛さ。

だから「今回は本気でやるぞ!」という気持ちになれます。

この緊張感だけで、なんとか耐えられました。

でも、問題はそのあとでした。

本当にきつかったのは「習慣が切り替わる途中」

4日目、5日目あたりから、体も頭も「今までの生活」に戻ろうとします。

例えば、

✅仕事終わりにお酒を飲みたくなる

✅いつもの時間に間食したくなる

✅何も考えず食べていた頃が恋しくなる

この時期は、意志の問題じゃなく、習慣が抵抗している状態でした。

特に、お酒をやめた反動は、正直きつかったです。

✖頭が痛い

✖ぼーっとする

✖空回りしている感じ

「体に悪いことをやめているはずなのに、なんでこんなにしんどいんだろう」 そう思ったこともありました。

でも今なら分かります。

体が切り替わる途中だっただけです。

ここで踏ん張れなかったら、また元に戻ってしまします。

一からまたこの苦しみを耐えるのは、精神的にもきついです。

もちろん、親戚や職場の付き合いもありますので、今後1滴も飲まない という訳ではありません。

自分と向き合うにあたって、自分に課した期間は飲まないよう頑張りたいということです。

この最初の1週間で、

「やっぱり無理」と戻るか

「もう少しだけ続ける」か

分かれます。

私も何度も「今日はいいか」と思いました。

それでも、ナッシュがあったことで、最低限の食事だけは守れました。

これが、踏みとどまれた理由でした。

1週間を越えたら、流れが変わりました。

不思議なことに、7日ほど経った頃から、明らかに楽になりました。

✅食事で迷わない

✅間食に約100kcal程度というマイルール

✅体が少し軽い

「続けること」自体が、ようやく普通になった感覚です。

最初の1週間は、結果を出す期間じゃない。

この経験から、はっきり言えます。

最初の1週間は、痩せるための期間じゃありません。

  • 習慣を切り替える期間
  • 体を慣らす期間
  • 戻らないための準備期間

ここを越えられるかどうかが、

その後を左右します。

この段階まで入ると、

「減らない理由」→「抜け出せなかった原因」→「分岐点」

が全部つながりました。

【まとめ】ナッシュで体重が減らなかった理由は「使い方」でした

ナッシュを使っても体重が減らなかったのは、ナッシュそのものが原因ではありませんでした。

✖食べていれば痩せると思っていた

✖体重の数字だけを見て不安になっていた

✖一番きつい最初の1週間を軽く見ていた

どれも、当時の自分には当たり前の感覚でした。

でも、今振り返ると、全て「やってはいけないこと」だったと分かります。

ナッシュは「答え」ではなく「土台」

ナッシュは、それだけで結果を出してくれる魔法ではありません。

ただ、

  • 食事を迷わなくする
  • 習慣を崩さない
  • 最低限を守る

この土台としては、とても強いです。

私自身、一度失敗したからこそ、この使い方に気づけました。

<同じところで止まっている人へ>

もし今、

体重が動かず不安になっている

「意味ないかも」と感じている

続けるか迷っている

そんな状態なら、あなたの感覚は間違っていません。

私も、まったく同じところで止まっていました。

今回書いた「やってはいけなかったこと」は、私がナッシュで遠回りした一部分です。

なぜ痩せなかったのか、

どこで考え方を切り替えたのか、

結果的にどう変わったのか。

その全体像は、こちらの記事にまとめています。

最後にナッシュで痩せなかった経験は、無駄ではありませんでした。

むしろ、「痩せない理由を知るための期間」だったと思っています。

今つまずいている人の、少し先を照らせたら、それで十分です。

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