結論から言うと、腹回りは最後に落ちました。
ダイエット自体は順調でしたが、腹を指でつまんで「少し変わった?」と感じられるようになったのは、本当に最後の1ヶ月くらい。
体重は減っているのに、鏡を見ると腹だけ変わらない。
正直、「このままで大丈夫なのか」と何度も不安になりました。
でも今振り返ると、あれは失敗ではなく、ただ“順番”の問題だったと思っています。
なぜ腹回りだけ最後に落ちるのか

結論から言うと、腹回りが最後に落ちるのは「失敗」ではありません。
多くの場合、体の仕組みとして自然な順番です。
ダイエットを始めると、先に変化が出やすいのは顔・足・腕など、日常的によく動かす部位。
一方で腹回りは、体が「最後まで守ろうとする場所」です。
理由① 皮下脂肪は“最後まで残る貯金”
お腹につく脂肪の多くは「皮下脂肪」。
これは体温を保ったり、内臓を守るために、体ができるだけ温存しようとする脂肪です。
そのため、エネルギー不足の状態になっても真っ先に使われるわけではありません。
理由② 年齢とともに“落ちる順番”が変わる
30代後半以降になると、若い頃と同じ食事量・運動量でも、脂肪の落ち方は変わってきます。
特に腹回りは、ホルモンバランスや筋肉量の影響を受けやすく、「体重は減るのに見た目が変わらない」期間が長くなりがちです。
理由③ お腹は「変化が分かりにくい」
もう一つの理由は、単純に気づきにくいこと。
足や顔は毎日鏡で見たり、服のサイズで変化を感じやすいですが、腹回りは少しずつしか変わりません。
そのため実際には減っていても、「全然落ちていない」と感じてしまうことがあります。
私の場合も、体重は順調に落ちていたのに、腹回りだけは最後の1ヶ月まで変化を感じませんでした。
でも振り返ると、そこでやめていたら「一番落ちるところ」に辿り着く前だったんだと思います。
それでも途中でやめなかった理由

「腹回りは最後に落ちる」と知らなかったので、正直、不安が爆増していました。
体重は少しずつ減っているのに、鏡を見るとお腹だけ変わらない。
ズボンを履いても、あまり違いが分からない。
「このまま続けて意味があるのか?」
「もうこれ以上は落ちないんじゃないか?」
そんなことを、毎日のように考えていました。
それでも私がやめなかったのは、毎日体重計に乗って「事実」を確認していたからです。
気持ちは不安でも、数字は少しずつでも下がっている。
それだけを頼りに、「きっと少しは凹むはず」と自分に言い聞かせていました。
もう一つ、途中で支えになったのは体の感覚でした。
・階段が少し楽になった。
・笑った時に眼鏡のフレームが頬にぶつからなくなった。
・なんとなく風邪をひきにくくなった。
・歩く動作が、なんとなく軽い。
見た目は変わらなくても、体は確実に変わっています。
そう感じられたのが救いでした。
またそれを信じんがらもちょっと遠くに感じる「腹の凹み」
そんな毎日でした。
それでもナッシュを続けた理由

正直に言うと、「ナッシュだから痩せた」と言い切るつもりはありません。
それでも私がナッシュをやめなかったのには、いくつか理由があります。
一番大きかったのは、毎日の食事で悩まなくてよくなったことです。
何を食べるか迷わない。
カロリーや栄養を細かく計算しなくていい。
これだけで、余計なストレスがかなり減りました。
自炊だと、疲れた日や飲んだ翌日は簡単に崩れます。
ナッシュがあると、「最悪これを食べておけば大丈夫」という逃げ道ができました。
完璧じゃなくても、大きく外さない。
それが続けられた理由です。
また食事の量とカロリーを頭と体に叩き込みながら「いつもは結構食べすぎてるね」と反復学習していました。
そして何より、ダイエットというより、生活を少しずつ調整していく感覚でした。
量を減らしすぎない。
好きな味は我慢しない。
ただ、選び方を間違えない。
その土台として、宅配食のナッシュはちょうどよかったと思います。
でも正直、「今日はもうちょっと食べたいな」という時もあります。
そんな時は、ヘルシーで高たんぱくな豆腐や納豆を足していました。
キムチも辛さで満足感を得られ良かったです。
工夫しながら「いかに満足感を得られるか?」と工夫もしていました。
逆に白米は抑えていました。
特に夜は白米を抜くこともしばしば。
夜は寝るだけなので、なるべくカロリーを抑えることにしていました。
ナッシュは、「これだけで痩せる魔法の食事」ではありません。
でも、生活を立て直す“下地”としては、十分役に立ちました。
今、腹回りで悩んでいる人へ
もし今、体重は減っているのに腹回りだけ変わらず、不安になっているなら。
それは、やり方が間違っているからではありません。
私自身も、まったく同じところで悩みました。
腹回りは、どうしても最後に変わりやすい部分です。
途中で不安になるのは、
真剣に取り組んでいる証拠でもあります。
結果が見えない期間があっても、
体の中では少しずつ変化は起きています。
もし判断に迷ったら、「体重」「見た目」だけでなく、
体の軽さや日常の感覚も確認してみてください。
それらが少しでも変わっているなら、今はまだ“順番待ち”の段階です。
私が最初につまずいた原因や、なぜしばらく痩せなかったのかについては、別の記事で正直に書いています。
腹回りが変わるのは、ゴールの手前かもしれません。
「今はまだ来ていないだけ」そう思えるだけで、少し気持ちが楽になるはずです。



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